近年の愛知県の製造品出荷額は他の地域を大きく引き離し,日本一のものづくり県であると言われています。
特に愛知県は自動車産業が盛んというイメージですが,その他にも多様な製造業が存在します。
そこで生み出される工作物といっても,金型製造,生産ライン機械,自動車部品等さまざまですが,いずれも製作には精密な技術が必要とされるもので,試作段階からトライと調整を繰り返し,稼働現場の設置しても調整が必要になるようなデリケートな製品であると言われています。
このような工作物製作の特性を当事者が共通理解がないと,請負金額や納期の問題が生じることがあります。
法律的にみても,どの程度の製品であれば完成したといえるか,欠陥(瑕疵)の問題なのかという議論になることもあります。
当事務所では,製品の発受注段階からさかのぼって,図面や担当者のやり取りをもとに丁寧に事実関係を確認することから始め,クライアントの正当な利益の実現に尽力いたします。